仁行和紙/輪島

工房内
工房内

本日、ひょんなことから輪島へ行くことに。

 

そういえば輪島で訪れてみたい場所があったのでした。

仁行和紙という工房。

 

その日は久々に雪が降り、あたりは真っ白。

びくびくしながらもginaに乗って仁行という集落へ。

 

2回程電話をして道を伺いながら辿り着いたのは山の中。

 

 

 

ドアを引くと遠見さんとゆったり歩くわんこが迎えてくれました。

 

ご自由にご覧下さい、と遠見さん。

工房内は静かで、遠見さんの声もそれに馴染み、

私の浮きだった声だけが異物です。

 

静かだけど物足りたりないわけではなく、時にぴとんぴとんと水の音。

 

その日はお一人で作業をされていて、

紙を漉いている途中でした。

 

漉いた後は薪を炊いた熱で乾かすようです。

ふかふかの絨毯のよう。

 

この素材では紙はつくれますか?

などと伺っていたら何種類か紙をみせて頂きました。

 

素材を書くのがなんだかもったいないので是非と遠見さんから伺ってくださいね。

素材と出来上がっている紙に美しさを覚えていくつかお土産にしました。

 

一つは早速部屋に広げました。

作業に対して真摯に向き合うきっかけとなります。